2009年
2009年 尾中病院便り 2号
2号
食中毒発生時の訓練 11月15日
起こってはならないことですが、万が一院内で食中毒が発生した場合、厨房職員は感染源がはっきりするまで、調理業務に携わることが出来ません。又、厨房器具も持ち出し禁止となり、使う事ができなくなります。
今回、尾中病院では、危機管理のひとつとして、保健所の職員立会いの下、食中毒が発生した場合の訓練を行いました。参加者は、看護師・看護助手・事務職と職種にこだわらず、いろいろな部署からの協力で訓練が実施できました。
それでは、訓練の様子を紹介しましょう。
今回、尾中病院では、危機管理のひとつとして、保健所の職員立会いの下、食中毒が発生した場合の訓練を行いました。参加者は、看護師・看護助手・事務職と職種にこだわらず、いろいろな部署からの協力で訓練が実施できました。
それでは、訓練の様子を紹介しましょう。
食中毒の発生をうけて、病棟と事務室より、5人の人を集めました。
5人には、食中毒が発生した事を説明し、これからこの5人が昼食を作らないといけない話をしています。
5人には、食中毒が発生した事を説明し、これからこの5人が昼食を作らないといけない話をしています。
身じたく、手洗いをして、作業開始です。
ドライカレーは湯を注ぎ、15分間で出来上がります。 味噌汁は、使い捨て容器に入れ、湯を注ぎ、冷めないようにふたをします。出来上がったものは、病棟別にお盆にセットします。
ドライカレーは湯を注ぎ、15分間で出来上がります。 味噌汁は、使い捨て容器に入れ、湯を注ぎ、冷めないようにふたをします。出来上がったものは、病棟別にお盆にセットします。
作業の様子を保健所の職員2名、看護部長、記録係、栄養士等周りで何人もの人が見て、メモをとっています。
5人の緊張した様子が伝わってきます。
5人の緊張した様子が伝わってきます。
作業開始から30分で、食事が完成しました。
出来上がった味噌汁やお粥の温度が気になります。 看護部長が容器のまわりを手で触って温かく出来たか確認しています。熱さは、適温のようです。
出来上がった味噌汁やお粥の温度が気になります。 看護部長が容器のまわりを手で触って温かく出来たか確認しています。熱さは、適温のようです。
一通りの作業が終わり、周りで見ていた人たちから、気付きや意見をいただいた後、参加者全員で試食をしました。 非常食用の食品は初めてで、味が気になっていましたが、ドライカレーは味がしっかりとついており、おいしくいただきました。
現在栄養科では、食中毒発生時のマニュアルを作成しています。今回の訓練で、自分が頭の中で描いていたものと実際とでは、かなりの温度差が感じられる部分もありました。また、わずかな食事数の準備でしたが、普段給食業務と縁のない人を、動かす難しさも体験しました。今回の訓練と皆さんからのアドバイスを参考とし、食中毒に限らず、災害時のマニュアル作成にも、役立てたいと思います。
栄養科 管理栄養士 今井典子