広報おなか 2010年4月-17号
理事長挨拶
桜の便りが各地から届いたかと思えば、あっという間に常盤公園の桜も満開となりました。陽射しは穏やかになりましたが、寒風が桜吹雪を散らす日々が続いています。皆様、お体の具合はいかがでしょうか?平素より尾中病院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
新年度を迎えるに当たり、ひと言ご挨拶させていただきます。
医療法人尾中病院は、昭和21年に初代理事長である尾中正春が診療所を開設して以来、半世紀以上の年月を地域の皆様と共に過ごさせていただきました。これまで当法人は特定医療法人として、急性期から慢性期まで切れ目のない医療・福祉を提供することを目標として歩み続けてまいりました。
この度、当院は山口県知事より認定をいただき、平成22年4月1日をもちまして、県下2番目の「社会医療法人」として新たなスタートを切ることとなりました。これもひとえに、地域の患者様、医療関係の皆様をはじめとする多くの方々からのご支援の賜物であり、深く感謝申し上げます。
「社会医療法人」とは、平成20年から始まった制度ですが、その背景には社会問題となっている「医療崩壊」があります。近年、全国で救急医療などに携わってきた公的病院において、慢性的な赤字体質が問題視されるようになり、公的病院に依存するだけでは、いわゆる「医療崩壊」を解消することは困難になってきました。そこで、民間病院のなかでも非営利性や公益性(公共性)が、一定水準を上回っていると判断された病院を、公的病院と同等であると認定し、都道府県の医療計画に基づいて、地域で必要とされる医療を分担してもらおうという考えから、社会医療法人が誕生いたしました。当然その認定には、多くの項目で高いハードルが課せられていますが、平成22年3月現在、全国で83法人がその認定を受けており、各地で地域医療に貢献されていると伺っています。
私ども尾中病院も、これまでの実績を評価していただき、社会医療法人の一員として認定を受けることができました。職員一同身の引き締まる思いで、決意も新たに新しい年度を迎えております。
私たちは、これからも「患者さんと共に『病(やまい)』を考え、安心できる心の通った医療を提供します」の基本理念をもとに、質の高い初期救急の提供を実践していく所存です。また、これまで以上に、地域の医療機関や福祉施設、そして行政に携わる方々との連携を密にさせていただきます。患者様をはじめとして、地域の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りたいと存じます。
これからも社会医療法人尾中病院をよろしくお願い致します。
2010年4月
社会医療法人尾中病院 理事長 尾中 宇蘭
食中毒発生時の訓練
昨年の11月13日に、危機管理業務のひとつとして環境保健所の職員立会いのもと、食中毒が発生した場合の訓練を行いました。
万が一院内で食中毒が発生した場合、厨房職員は感染源がはっきりするまで、調理業務に携わることが出来ません。又、厨房器具も持ち出し禁止となり、使う事ができなくなります。
このような場合に備え、看護師・看護助手・事務職と職種にこだわらず、いろいろな部署からの協力による緊急の場合の食事の調理、配膳の手順について確認しました。
手順書の不備や検討の必要な箇所の抽出や、各部署の協力体制の確認をする事ができ、有意義な内容だったと思います。
栄養科 管理栄養士
今井典子
一言:これから段々と暖かくなります。食品も傷みやすくなりますので、ご家庭でも十分に注意をおねがいします。

新任ドクター紹介
本年度より常勤で外科を担当される新任のドクターをご紹介します。
病院内で見かけましたらどんどん声をかけてください。
(編集部)
初めまして。四月からお世話になります濱中裕一郎と申します。
出身は北九州市門司区生まれで趣味は釣りです。
山口大学を昭和51年に卒業した後、消化器外科を専攻しました。最近は一時臨床検査に席を置いていましたが、外科外来は中断することなく続けておりました。
今回宇部医師会長のご紹介により、伝統ある宇部の中核病院に勤めることができました。理事長、院長はじめ関係各位のご高配に感謝申し上げます。活気ある明るい病院が第一印象です。
院長の診療ノウハウを暫く学ばせて頂きたいと思っております。
皆様どうぞ宜しくお願いします。
尾中病院外科 濵中裕一郎